格闘技イベント「ＪＡＰＡＮ ＭＡＲＴＩＡＬ ＡＲＴＳ ＥＸＰＯ ＰＲＯＬＯＧＵＥ」（１９日、神奈川・横浜ＢＵＮＴＡＩ）で、ブアカーオ・バンチャメーク（４２＝タイ）とボクシング特別ルールで対戦する皇治（３５）が〝先制口撃〟した。
能登半島地震のチャリティーイベントとして行われる同大会の前日記者会見が１８日、横浜市内で行われた。７月のＲＩＺＩＮ埼玉大会で、芦澤竜誠に判定で敗れて以来の再起戦となる皇治は、葉巻を吸いながら登場。「言うことはあまりないけど、ささっと戦って、ささっと稼いで、能登半島にチャリティーして、豪快に遊びに行こうと思っています」と余裕の表情を見せた。
一方のブアカーオは「今までボクシングの試合をやったことがないので、すごく楽しみ。皆さんにいい試合を見せたいし、しっかり見ていてください」とファンに向けて呼びかけた。
これに皇治が「蹴りのないブアカーオなんて芋けんぴみたいなもんやから。明日はとことん打ち合おうぜ」と言い放つと、ブアカーオは「蹴りがなくてもぶっ殺してやる」と怒りをあらわに。これにも「めちゃくちゃ悪いやんけ、こいつ」と、終始キック界の〝生きる伝説〟を冷やかしていた。