ボートレースびわこのGⅡ「第68回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」は19日、予選を勝ち上がったベスト18による準優勝戦3番勝負が行われる。
今節の出場している女子選手3人のうち、遠藤エミと長嶋万記は予選落ち。そんな中、実森美祐(28=広島)は18日4日目後半の6Rこそ「合っていなかった」と6着に敗れたが、前半までは2、3、4、1、2着の奮闘で、予選突破を果たした。
準優11Rは5号艇とはいえ「前半は伸びが良かったし、後半の合っていない状態でもエンジンは出ています。伸びだけだった初日から、バランスが取れた足になりました」と話すように、調整が合った状態で臨めば大駆けもありそうだ。
プロペラ調整にも成功して機力は上位。女子ビッグレースでは2022年8月のまるがめGⅠレディースチャンピオン優出(F)、今年5月の宮島GⅡ「レディースオールスター」優出(2着)があり、SGでも予選突破(22年5月宮島オールスター)の経験がある近い将来の女王様候補。
「男女混合のGⅡは初めて」でも、輝く瞳が狙っているのは優出の椅子だろう。