ボートレース下関の「MNBR下関8thBTSながと4周年記念新東通信杯」は19日、最終日を迎え12Rで優勝戦が行われる。
片橋幸貴(36=滋賀)は7月江戸川GⅡ・MB大賞を制し、来年3月若松SGクラシックの出場権利を獲得。一方で、2025年前期適用勝率は前検時点で6・21、A1級へ勝負駆けの最中だ。
「A2は避けたいけど、A2でもクラシックは出られるし。勝負駆けだけど、2着でいいという気持ちはない。目の前の1走で1着だけを目指す」と気迫の走りを続ける。
5日目(18日)の準優9Rでは展示は2コーススローも、本番は「想定内」とダッシュに引き〝2カド〟を選択。コンマ13のトップSからまくり1着。奇策を成功させ、この日終了時点で6・26まで上昇した。「出足、ターン回り、舟の向きはいい。エンジンに力は感じる。Sは大丈夫」と舟足も良好。優勝戦も楽しみだ。