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【巨人】岸田行倫が技ありスクイズで勝利に貢献「サインが出るやろうな、と」

東スポWEB 2024年10月19日 22時40分

巨人の岸田行倫捕手(28)が19日の「JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ・DeNA戦(東京ドーム)に「8番・捕手」で先発出場。7回に技ありのセーフティースクイズを決めて勝利に貢献した。

万全を期して勝負へと臨んだ。2戦連続でスタメンマスクをかぶった岸田は先発の井上を強気のリードで6回1失点の好投に導くと、1―1の7回一死一、三塁で迎えた3打席目ではジャクソンの投じた初球をうまく転がし、そのまま全力疾走。捕球したジャクソンは本塁に送球するも三走・坂本がヘッドスライディングで生還し勝ち越し点を奪った。

その後も勢い付いた打線はこの回さらに2点を追加して一挙3得点。負けたら敗退という崖っぷちの場面でチームに追い風を吹かせる殊勲打となった。

岸田は「もしかしたら(スクイズの)サインが出るやろうな、と思って準備はできていた。サインが出て、なんとかバットにしっかり当てて転がそうっていう気持ちだった。勇人さんがいい走塁をしてくれたので良かったです」と安どの表情。「やっぱり今日は試合が始まるまであと1試合負けたら終わり、という不安や責任は感じましたし、自分を信じて、なんとか思い切ってやろうという気持ちで臨んで勝てたので良かったなと思います」と手応えを明かした。

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