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さんまも感服した西田敏行さんの新人時代 チョイ役アレンジで存在感「本当に凄い方」

東スポWEB 2024年10月19日 23時40分

明石家さんまが19日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。17日に亡くなった俳優の西田敏行さん(享年76)を追悼した。

さんまは「今週は残念なことに西田敏行さんが。若い。早すぎるという。名優が一人。ものすごい残念なんですけども」と訃報に触れた。

西田さんはバラエティーでも活躍したが、さんまは「探偵ナイトスクープの司会者がいなくなって、『僕がやります』ってやってくれるような人。バラエティーなんてそんな出ない人が、『この番組のファンだから』って司会引き受けてくれるぐらいの人やから。大阪ローカルの番組に、西田敏行さんが司会で入るって、すごい優しさやと思う」と偲んだ。

TBS系「男女7人」シリーズで、プロデューサー・武敬子氏と西田さんの逸話も披露した。西田さんが新人時代に武氏のドラマに出演したといい「新人で神父さんの役でワンシーンなんです。売れてないし、ちょい役で来はった。武さんも『青年座の俳優さんや』と思っていてたらしい。そしたら、西田さん『すいません、酒飲んで酔っ払ってる神父でいいですか?』って言って、『え!?』って」と証言した。

武氏は「まあ流れに関係ないからどうぞ」と承諾したそうで「その短いシーンで酔っ払いの神父をやらはったらしいねん。それですごいと思ったらしい。ちょい役でも邪魔しないように、自分のやりたいことを通す西田敏行っていう役者さんは新人デビューからすごかったと。その酔っ払いの神父さんがすごい面白かったらしい。『そりゃあれだけの役者さんになる』って大昔に言ってはったぐらい」とその偉大さを代弁した。

さんまは日テレ系「踊る!さんま御殿」などで西田さんと共演があったというが、「俺はドラマで一緒になったことがないので、ものすごく残念なんですけども。でもバラエティーにも出ていただいたり、本当に凄い方。もったいない、若すぎるというのが残念」と悔やんだ。

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