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【全日本】諏訪魔 棚橋弘至の引退発表にショック「俺とは真逆」「やっぱり寂しいですよ」

東スポWEB 2024年10月20日 5時0分

全日本プロレスの〝暴走男〟諏訪魔(47)が、新日本プロレス・棚橋弘至(47)の引退表明を受け、新たな決意を示した。

自身の「デビュー20周年記念試合」(22日、東京・後楽園ホール)を前に、衝撃のニュースが入ってきた。14日の新日本・両国大会で「デビュー25周年記念試合」を迎えた棚橋が試合後、2026年1月4日東京ドーム大会での現役引退を発表したのだ。

諏訪魔は「ビックリしたよね。大きい会社の社長でもあるし、それなりの覚悟を決めなきゃできないことだから。ただ、やっぱり寂しいですよ」とショックを隠せなかった。

コロナ禍に見舞われた2020年4月、各プロレス団体が馳浩氏(当時衆院議員)に要望書を提出するため衆院議員会館を訪れた際、同席した棚橋とは「まだ僕ら世代、頑張らなきゃいけないですね」と話していたという。諏訪魔は「あれがあったから、まだまだ頑張るんだろうなと思っていた。でも引退するというから激務なんだろうな」と理解を示す。

同級生ながらキャリアでは5年先輩になる棚橋とは、2008年の春の祭典「チャンピオン・カーニバル」優勝決定戦で対戦。29分を超える激闘を制した諏訪魔が初優勝を飾った記念すべき大会になった。

また、東日本大震災復興支援チャリティープロレスとして開催された2011年8月(日本武道館)と12年2月(仙台サンプラザ)では、ともにメインの6人タッグ戦で共闘したこともある。

さらに武藤敬司を師匠に持つ共通項があると同時に、同じ時代に新日本、全日本をけん引したエースとして常に意識する存在だった。「俺とは真逆だよね。ジェントルマンだよ」

棚橋の引退は1年2か月後。諏訪魔は「タッグで組んだけど、その先がなかったからね。またどこかで一度、やりたかったよね。やれれば面白いですけど」とリングでの〝再会〟を望むと同時に、新たな目標もできた。

「5年後、俺も元気にやってるところを本人に見せてえなって思うよね。まだまだ激しいことやるよ。俺も棚橋選手目標に、25周年目指しますよ」。まずは「X」と組み鈴木秀樹&近藤修司と対戦する20周年記念試合で、暴走男健在を証明する。

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