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鳥栖が13季“守った”JIから陥落 「地方クラブがすごい偉業」ねぎらう声

東スポWEB 2024年10月20日 6時0分

J2降格が決まったにもかかわらず鳥栖に称賛の声が上がっている。

最下位・鳥栖は明治安田J1リーグ第34節(19日)、アウェー京都戦に0―2で敗れた後、他会場の結果を受けて残り4試合を残して来季のJ2行きが決まった。

今季は開幕から流れをつかむことができず、2012年から今季まで13シーズン守ったJ1の地位から陥落。この日は前半10分に相手GKが退場となり、数的有利となりながら、そこから2失点で敗戦。どこか今季を象徴するような試合となってしまった。スタンドから声援を送ったサポーターの中には、涙する者もいるほどだった。

サッカーファンからは健闘との受け止めも少なくなかった。度重なる引き抜きがありながらも粘り強く残留してきたこともあり、SNS上には「地方クラブが初昇格から13シーズンもJ1に居続けたのはすごい偉業だと思います」「これだけ毎年主力を抜かれても残留し続け、たまに上位で終えたこともあった」「1年で戻ってきてほしい」などとの声が上がった。

ただ、一度降格すると〝J2沼〟にはまるか、それ以上深いところへいってしまうクラブもある。特に近年は厳しい財政状況となっている鳥栖だけに、現時点では明るい未来は見えてこない。

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