爆笑問題の太田光が２０日、ＭＣを務める「サンデージャポン」（ＴＢＳ系）で１７日に亡くなった俳優の西田敏行さんとの思い出を語った。
爆笑問題と西田さんは過去にコント番組で共演していた。太田は当時を振り返り、「懐かしかったですね。あれは本当に何も決めていない。僕らが西田さんの部下で引っ越しを手伝うけどろくな手伝いをしないで西田さんがそれ全部イライラしてやるっていう設定だけ決めて。まあ見事に何やっても『なにやってんだよ』って西田節でやってくれて、大爆笑でしたね。西田さんのリアクション見てこっちが笑っちゃうくらい」と懐かしんだ。
太田は西田さんについて、「スーパーマルチというか、西田さんって僕らが小学生のころにコント番組で最初知ったんですよ。そこから役者としてシリアスな演技もできる、歌もできる。日本を代表するエンターテイナーって感じがする」と評価した。
特に映画「遺体 明日への十日間」での西田さんが印象に残っているという。「『遺体』っていう東日本大震災の後に遺体安置所にいろんなご遺体が運ばれてくるときに元葬儀屋の西田さんがそれをぼう然としながらも『これは死体じゃなくてご遺体なんだ』と言いながら、混乱を描いた映画があるんだけど、あの映画の中の西田さんが僕の印象としては強く残っています」
これを受けて、田中裕二は「さまざまなドラマとか映画、バラエティでも楽しませていただきました。西田さん、お疲れ様でした」と感謝した。