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【WWE】モーターシティ・マシンガンズが移籍初戦に快勝「すべてがここにつながっている」

東スポWEB 2024年10月20日 13時0分

新日本プロレスのSTRONG無差別級タッグ王者だった、「モーターシティ・マシンガンズ(MCMG)」のアレックス・シェリー(41)&クリス・セイビン(42)が、WWE移籍を果たした。

ミシガン州デトロイト出身の2人によるコンビは、TNAやROHで暴れまくってきた。日本ではゼロワン、全日本プロレスに参戦し、2009年からは新日本マットで大活躍。IWGPジュニアタッグ王座やSTRONG無差別級タッグ王座を獲得した。世界屈指の名タッグチームは、今年4月にTNAとの契約が終了し、フリーとなっていた。

18日(日本時間19日)のスマックダウン(サウスカロライナ州コロンビア)では、ニック・オールディスGMと正式に契約を交わした。第3ブランド「NXT」を経由することなく、いきなりスマックダウン所属のロースターに抜てきされる好待遇だ。CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHも、自身の「X」で「モーターシティ・マシンガンズは、現在のプロレス界で最も影響力のあるタッグチームの1つだ。彼らは正式に金曜夜(のスマックダウン)に登場する。WWEへようこそ」とポストし、シェリー&セイビンのWWE加入を歓迎した。

この日はWWEデビュー戦にも臨み、タッグ王者挑戦者決定トーナメントで、元王者のオースティン・セオリー&グレイソン・ウォーラー、エンジェル&ベルトと3WAY戦で激突。MCMGが鮮やかな連係から得意の合体殺法を連発すると、観衆は「モーターシティ! モーターシティ!」の大チャントだ。激戦の中、最後はダブルのスーパーキックを浴びせてから、合体技スカル&ボーンズでセオリーを圧殺。シェリーが堂々の3カウントを奪って、MCMGがWWE移籍初戦を見事に快勝で飾った。

セイビンは自身の「X」に「MCMGはWWEスーパースターだ。この旅は2006年に始まり、その道のりでは多くの浮き沈みがあった。俺たちの実力を証明するために奮闘するタッグチームアーティストから、タッグの世代全体に刺激を与えて革新するまで、すべてがここにつながっている。ありがとう」とポスト。不惑を過ぎてたどり着いた、世界最大団体のマットへの思いを明かしていた。

この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。

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