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大谷翔平の走塁ミスに喝! 前ロッテ監督・井口資仁氏「ドジャースにとっては痛かった」

東スポWEB 2024年10月20日 16時25分

ダイエー(現ソフトバンク)で活躍し、メジャーでもホワイトソックス、フィリーズで計2度ワールドチャンピオンに輝いた前ロッテ監督の井口資仁氏(49)が20日、TBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーに生出演。番組内でドジャースの大谷翔平投手の走塁ミスに〝喝〟を入れた。

大谷は18日(日本時間19日)にメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦で「1番・DH」で出場し、初回無死二、三塁の場面でT・ヘルナンデスが遊ゴロを放ったが、三走者の大谷は本塁へ向かわず、三塁にとどまった。後続が凡退したことで先制の好機をフイにして流れに乗れず結局、ドジャースは6―12と大敗を喫した。

試合後、ロバーツ監督は「打球は二遊間へいったので、ショウヘイは本塁へ向かわなくてはいけないのは分かっていたはず。でも動かなかった。彼はただ脳がけいれんして、そこに閉じ込められていたんだと思う」と苦言を呈していた。

このプレーについて井口氏は「昨日の走塁に関しては激励の意味としても〝喝〟ですね!」とピシャリ。

メッツの内野陣は一、三塁手は前進守備を敷いていたが、二遊間は定位置にいたため「ショートゴロであれば1点はしょうがないという守りだった。大谷選手は(自軍の打者が)打つ瞬間にバックステップを踏んでしまっている。だからスタートのタイミングを失ってしまっているという形になった」と解説。

その上で「初球って結構、タイミングを取るのは難しいんですよ」と言いつつも「王手をかけた中での初回だったので非常に大事な攻撃だった。この回が0点に終わってしまったのでドジャースにとっては痛かった」と大谷の走塁ミスを〝断罪〟した。

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