巨人のプロ4年目・中山礼都内野手(22)が値千金の〝プロ1号〟を放った。
「JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ、DeNA戦(東京ドーム)で5回先頭の中山が相手2番手・山崎康の2球目147キロ直球にフルスイング。ピンポン玉のように弾かれたボールはG党で埋まった右翼席へ突き刺さった。
レギュラーシーズンでは0本塁打の中山にとって〝プロ初アーチ〟。待望の先制弾に阿部監督も満面の笑みを浮かべるなど、巨人ベンチが喜びを爆発させた。
ゲスト解説に訪れていた中京大中京高の同期・高橋宏斗投手(22=中日)も「うれしいです」と笑顔。SNS上も沸騰。「やった~~」「礼都(らいと)がライトに打った!」など祝福コメントであふれた。
左肋骨を骨折した吉川直輝内野手に代わり二塁に入った若武者が、大舞台で最高の仕事をやってのけた。