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リアム・ペインさん 薬物検査陰性判定の翌日に薬物使用 ホテル従業員から入手か

東スポWEB 2024年10月21日 10時9分

英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のリアム・ペインさん(享年31)が16日に薬物の影響下にある状態でアルゼンチンのホテルのバルコニーから転落死した事件で、前日に薬物検査陰性の結果を受けていたことが分かった。ホテルの従業員から薬物を提供された可能性が濃厚だという。英紙サンが20日、報じた。

警察の調べによると、ペインさんは、薬物を摂取していないと告げられてからわずか24時間後に、ホテル従業員から薬物を与えられたという。

アルゼンチンの捜査官は、ペインさんのホテルの部屋で見つかった薬物は、15マイル離れた貧困地区で調達されたのではないかと疑っている。この薬物の供給に関与した疑いのあるホテル従業員の住所と一致しているという。警察は、ホテルの清掃員を含む従業員2人を捜査している。2人は、石けん箱の中に薬物を隠し、ペインさんに渡したとみられている。

ペインさんの友人がサン紙に語ったところによると、ペインさんは15に薬物検査で陰性の結果を受け取ったという。その翌日にホテルの3階バルコニーから転落して死亡した。転落直前には、ロビーでパソコンを破壊するなどの異常行動を取っており、薬物の影響下にあったという。

ペインさんは、米国のビザを更新する目的で9月30日にアルゼンチンに入国したという。米国大使館職員と話をした際、過去のリハビリ期間について質問され、「ビザ更新を承認してもらうには、薬物検査を受けてクリーンであることを証明する必要があると言われた」と友人は主張している。

同大使館は「大使館はリアム・ペイン氏にエックス線検査や血液検査を含む厳格な調査を受ける必要があると述べた」とコメントした。

ペインさんは米国大使館認定の医師による診察を受け、15日に結果を受け取り、その結果は陰性だった。

情報筋によると、13日の午後11時にペインさんがチェックインした時点で、ホテルのスタッフが麻薬を売り始めたという。

米メディア「TMZ」によると、ペインさんは幻覚剤「クリスタル」の影響下にあったとされている。ペインさんに薬物を供給した疑いで複数の従業員が解雇される予定だと報じられている。

関係者は「リアムは薬物から抜け出すために一生懸命努力したのに、その後、彼は餌食にされたのです。この人たちはお金のことしか考えていない。人の命を危険にさらすことなど気にしていない。これは邪悪な取引だ。これは悲劇だ」と話している。

そして、ペインさんはホテルの部屋で、地元の女性2人とともに最期の時間を過ごした。

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