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【全日本大学女子駅伝】名城大撃破へ 拓大は不破聖衣来を5区、新井沙希を3区投入「チーム力は過去最高」

東スポWEB 2024年10月21日 15時55分

陸上の全日本大学女子駅伝(27日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着)に出場する拓大の五十嵐利治監督が〝重要区間〟の展望を明かした。

21日に同大八王子国際キャンパスで行われた壮行会では、3区(5・8キロ)に昨年末の富士山女子駅伝7区区間賞の新井沙希(3年)、最長区間の5区(9・2キロ)にエースの不破聖衣来(4年)を起用すると明言。「勝つのであれば4区までに耐え忍んで、5区で先頭に出てアンカーで逃げ切るしかパターンしかない。そうなると沙希を3区に持っていくことになるし、聖衣来もだいぶ良くなってきている」と語った。

全日本大学女子駅伝は名城大が7連覇中。主将の谷本七星(4年)を中心に、今年も厚い選手層を誇っている。それでも、拓大は昨季から「優勝」を目標に設定。五十嵐監督は「昨年は12位でシード権を獲得することができなかったが、今年はチームとして優勝を目標にやってきた。今年のチーム力は過去最高です」と自信を口にした。

不破は最終調整のため壮行会に参加しなかったが、苦楽をともにしてきた主将の門脇奈穂(4年)は「(優勝は)とても厳しく高い目標ではあるけど、目標を掲げることでチームに一体感が生まれ、とてもいい練習を積んでくることができた。確実に3位以内というのを狙いながらも、優勝に向かってチーム全員で一丸となって頑張りたい」ときっぱり。悲願の初優勝へ、全員駅伝で絶対女王の壁を崩しに行く。

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