男子テニスのエキシビションマッチ「シックスキングス・スラム」（サウジアラビア）で、今季限りでの引退を表明している元世界ランク１位のラファエル・ナダル（スペイン）に送られた純金のラケットが話題となっている。
ナダルは３位決定戦でノバク・ジョコビッチ（セルビア）に２─６、６─７で敗れた。試合後、主催者からナダルに対し、黄金のラケットが贈られた。
イタリアメディア「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、重さ３キロ、２５万ユーロ（約４０８０万円）近い値段だという。同メディアは「アラブの石油王たちは確かに出費を惜しまなかった」と伝えた。
同大会は世界のスター選手６人が出場。ＡＴＰツアーのポイントはつかないが、優勝賞金は６００万ドル（約９億円）で、４大大会を上回ると話題となっている。さすがの経済力といえそうだ。