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井上尚弥 ついに中谷潤人戦に言及「上がってくるの待つ」「強いなという印象」

東スポWEB 2024年10月21日 17時4分

〝モンスター対決〟が一気に現実味を帯びてきた。ボクシング・スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が21日、都内のWOWOWで行われた「井上尚弥出演!エキサイトマッチSP『井上尚弥vsTJ・ドヘニー』『武居由樹vs比嘉大吾』」(11月4日午後9時、WOWOWライブ・WOWOWオンデマンドで放送・配信)の収録で、9月3日のTJ・ドヘニー(アイルランド)戦を自ら解説。井上はWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M・T)との将来的な対戦に「上がって来るのを待つしかないのかな」と前向きな姿勢を示した。

次戦は12月24日にIBF・WBO世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)と行うことが有力視されている井上。収録後の報道陣の取材では、来年はフェザー級に転級する考えはないことと、春に米国での試合の計画など年3試合を行う希望を語った。

そして、自ら中谷について言及。中谷は米国の権威ある専門誌「ザ・リング」が定めるパウンド・フォー・パウンド(PFP=全階級を通じたランキング)1位を目標に掲げており、日本人で史上唯一ランクされた井上との対戦を意識している。現在PFP2位の井上は「パウンド・フォー・パウンド1位になりたいという若者がいるので、その若者が上がって来るのを待つしかないのかな。これだけボクシングファンが言っているのであれば、口に出してもいいのかな」と受けて立つ構えであることを明言したのだ。

現在PFP9位の中谷は14日に77戦してダウン経験のないタフガイのペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)に豪快な6ラウンドTKO勝ちを収め、さらに評価を高めている。井上もペッチ戦の中谷について「強いなという印象はありましたよ。だからこそ、自分も興味が出てきてますし」と評価した。

勝者がPFF1位に大きく近づくと言える、日本史上最高最大の決戦は実現するか。

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