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ナジャ・グランディーバ ピーコさん追悼「パイオニアって言っていいと思うんです」

東スポWEB 2024年10月21日 18時19分

タレントでドラァグクイーンのナジャ・グランディーバ(50)が21日、「よんチャンTV」(大阪・毎日放送)に生出演し、79歳で亡くなったファッション評論家のピーコさんを追悼した。

ピーコさんは先月3日、敗血症による多臓器不全のため、神奈川県内の病院で死去した。デビュー時から同性愛者であることを公表し、そのキャラクターを生かしてタレントやコメンテーターとして活躍していた。

生前のVTRを見たナジャは「面白くて笑っちゃうんですけど、楽しそうにロケしてくださっているんですけど、その裏には『おねえタレント』としてテレビに出だした時って、何も市民権も得られていない時代にすごい苦労なさったと思うんですね。昔は苦労したんだよって話を私にするわけでもなく、自分の中に秘めたまま、すごい楽しく振る舞ってくださってたと思うとジーンとしますね」と感想を述べた。

同番組で共演した際のことについて「私とロケ行ってくださった時、70代の時だった。それでウオータースライダー滑るとか、自転車に置いてかれて走るとか、普通もう台本の時点で『やりません』って言うと思うんです。『いや、私やります』って、プロ意識みたいなものを、一緒にロケやらせてもらってて、背中を見て学ぶものがいっぱいありましたね」と振り返った。

続けて「パイオニアって言っていいと思うんです。毒舌でスパっと物を言うって、定着していった。こういうワイドショーでオネエタレントが座ってるってのも、おすぎとピーコさんがいなかったら、今もないような気がする」と敬意を表していた。

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