なでしこジャパンが21日、韓国代表との国際親善試合(26日・国立)に向けて千葉県内で合宿を開始した。
初日は海外組のほとんどがまだ合流しておらず、参加したのはイングランド女子スーパーリーグのブライトンに所属するMF清家貴子のみ。初招集の三菱重工浦和のMF遠藤優ら国内組ら計8人が軽めのメニューで調整した。
攻撃陣の中心を担う清家は「ドリブルの突破や個(人)での突破、そういう個性を持った選手がいることもチームにとって大事だと思うので、自分がそこの役割を全うできるようにしたい」と強い意気込みを見せた。
今夏にブライトンへ加入した清家は、筑波大時代の後輩にあたる三笘と再会を果たした。
「(顔を合わせる機会は)そんなに頻繁にはないけど、チームの食事会で席が隣で一緒で、3時間くらいずっと2人で日本語でしゃべっていた。端っこで…」と長時間にわたってマシンガントークを展開したという。
男子と女子のチームで異なるとはいえ、世界最高峰の舞台で活躍する後輩の存在は大きい。「心強いし、やっぱり日本代表でもブライトンでもスターというか、いなくちゃいけない存在という立ち位置で刺激になるし、負けないように頑張りたい」と清家も三笘級の活躍を期していた。