日本バレーボール協会川合俊一会長は２１日、理事会後にオンラインで取材に応じ、次期男子代表監督について言及した。
８強入りを果たしたパリ五輪まで男子代表監督を務めたフィリップ・ブラン氏が退任。川合会長は「パリ五輪ではあと一歩でベスト４を逃した。それ以上の成績を収められる方で、Ｂ代表やアンダーカテゴリーなども通して強化していただけるという２点が一番の選考基準になる」との考えのもとで、候補者を絞ってきたという。
現時点ではＳＶリーグの大阪ブルテオンで監督を務めるロラン・ティリ氏が有力視されている。この日の川合会長は具体的な名前を挙げなかったが「担当者レベルで本人と話し合いができているので、細かいところの調整が済み次第、発表できる」とした上で「できれば１１月中に条件を整えて発表できるのがベスト。ご本人も今の所属先などいろんなところの関係先との調整がある」と見解を示した。
國分裕之専務理事は「本日以降、ご本人ならびに所属先との調整に入る」と話しており、１１月中にも新体制が正式発表されそうだ。