ボートレース鳴門の「スカパー！・ＪＬＣ杯ルーキーシリーズ第１６戦」は２１日、準優勝戦が行われた。
高井雄基（２８＝愛知）は準優１１Ｒ、インから逃げて初優出の１月以来９か月ぶりの優出を決めた。優勝戦は２号艇。「直線の足はいいと思う。舟の向きや乗り心地もあるので、２コースなら差すと思うが、それも問題ないと思う。いつも通りのターンをしたい」と優勝戦でも勝負できる仕上がりになっている。
２０２４年後期にＡ２初昇格も２０２５年前期の級別審査期間がスタートした５月から大苦戦。「勝率３点くらいしか持ってなかった」と振り返る。その後、持ち直して前検日時点では５・２３。今節も初日後半の５着以外は舟券絡みと安定した着取りで５日目を終えて５・３８まで上がってきた。
「次の蒲郡次第だけど、最後まであきらめない」。優勝戦で一つでも上の着順を取って、期末のラスト勝負となる次節の蒲郡に乗り込む。