パリ五輪ボクシング女子６６キロ級金メダルで、性別騒動で渦中にあったイマネ・ヘリフ（アルジェリア）が、プロ転向の意向を示し、話題となっている。
ヘリフをめぐっては世界ボクシング協会（ＩＢＡ）が昨年の世界選手権の性別適合検査で基準値に達せず失格としていたが、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）はパリ五輪に向けてパスポートの性別が女性であることから出場を容認。出場の是非をめぐって世界的な大論争となった。
英国メディア「サン」によると、ヘリフは２０日に行われた会見で、新たなドキュメンタリー番組の公開を発表。「今日は記者会見を開き、メディア関係者や私を見守る若い女性たちに私の成功物語を皆さんに伝えたいと思います。国際的なプラットフォームで放映される予定です」と明かした。
その中でヘリフは「私はもうすぐプロボクシングの世界に足を踏み入れます。たくさんのオファーがあります。現在、どこに参入するかは決めていません。でも、もうすぐこの一歩を踏み出します。アルジェリア人として、プロフェッショナリズムの分野で自分たちのレベルを確認したいのです」とプロ転向を明かした。
またまた注目を集めそうだ。