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【おむすび】怒涛の過去エピソード放出 〝伏線〟だらけで視聴リタイア食い止めか

東スポWEB 2024年10月22日 11時34分

22日のNHK連続テレビ小説「おむすび」第17話は、姉の歩(仲里依紗)登場に伴い、時間が10年さかのぼって妹のヒロイン・結(橋本環奈)との関係や米田家を取り巻く状況などを映しだした。

結を中心とした「平成青春グラフィティ」の同作。初回から4週目でも平成16(2004)年のままだったが、今回は平成6(1994)年の回想シーンへ。米田家は父聖人(北村有起哉)が理髪店を営む神戸で暮らしていた。

ここから怒涛の〝新事実〟オンパレードが始まる。「お姉ちゃんとギャルは大嫌い」という結だが、5歳の時は「お姉ちゃん大好き」と抱きついていた。聖人は街の整体師・福田(岡嶋秀昭)から「川端のおやっさんにくっついて福岡から出てきたん、何年前や」と問われ、「17年ぐらい前か」と答える。「それから愛子さんと結婚して、独立して、店構えて」と福田は聖人と妻愛子(麻生久美子)の夫婦関係にも言及した。

04年の福岡では、地元・糸島のフェスティバルへの協力を求められて気乗り薄だった聖人。94年の神戸でもアーケード設置の商店街側責任者になるよう懇願されて尻込みする。だが、そんな要請は「信頼の厚い米田さん」との評判ゆえだと言われ、引き受けた。ここで、愛子は名古屋の人だったことも分かった。

そして16話の最後、歩をなじった結が「神戸のことも、真紀ちゃんのことも」と言及した真紀ちゃんとの関係が、17話で描かれた。結姉妹と仲良しだが、父孝雄(緒方直人)が聖人を敵視して、子供同士の付き合いに禁止令を出す。

94年といえば地元球団オリックスのイチローが史上初の200安打をマークしている。劇中の福田の上着は同球団のユニホーム。04年でギャルが偶像化するアーティストは「浜崎あゆみ」だったが、ここでは「安室奈美恵」の「PARADISE TRAIN」がラジカセから流れた。

「セーラームーン」「海藻石けん」「バブルがはじけて」など時代を示すセリフや流行も続々。04年の歩の前に現れた明日香(寺本莉緒)の「天神乙女会」も含めて、今後の伏線になりそうなエピソードだらけの17話となった。SNSで流れる「視聴リタイア」食い止めになるか…。

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