デンマークで10月16~20日に開催された自転車の「2024UCIトラック世界選手権大会」でメダルを獲得した選手たちが22日、帰国会見を行った。
山崎賢人(31、チーム楽天Kドリームス/JPCU長崎)は、男子ケイリンで本田晴美さん以来、37年ぶりとなる金メダルを獲得し、胸の内を明かした。
パリ五輪にはリザーブで出場できなかったものの「アジア選手権の優勝でこの大会の出場権を持っていたので、ここを目標にしていた」と会心の優勝を喜びつつ、「世界でもチームの中でも自分は力が足りない。サポート、応援のおかげで1000回に1回が出た」と感謝の思いを述べた。
そして「自分はもちろん競輪選手だし、自転車競技と競輪は分けて考えられがちだけど、両方を一緒に盛り上げていきたい」と改めて責任を感じていた。競輪のレースには29日開幕の高松F1に出場予定だ。