デンマークで10月16~20日に開催された自転車の「2024UCIトラック世界選手権大会」でメダルを獲得した選手たちが22日、帰国会見を行った。
女子ケイリンでは佐藤水菜(25、チーム楽天Kドリームス/JPCU神奈川)が悲願の初優勝を飾り、女子スプリントでも銅メダルをゲットした。
佐藤は「(世界選に出場した)初年度にケイリンで銀メダルを獲得できて、翌年度こそと思って意気込んだけどまた銀メダルでした。次の年は意気込み過ぎて空回りしてしまい…。今回は1レース、1レースを大事に、というのが良かったと思う」と着実な成長を実感していた。
「この2つのメダルはイチ通過点だと思っています。結果はすごくうれしいんですが、まだまだ自分のこの実力は世界に及ばない」
世界の強豪たちの中ではまだまだとの自覚が強く、「結果を胸にして次へ向かいたい」と表情を引き締めた。