ブレイキン男子でパリ五輪代表の半井重幸（ダンサー名・ＳＨＩＧＥＫＩＸ）と同女子でパリ五輪初代女王の湯浅亜実（ダンサー名・ＡＭＩ）が真夏の祭典を振り返った。
神奈川・川崎市在住の両選手は、２２日に川崎市役所を表敬訪問。パリ五輪の開閉会式で旗手を務めたＳＨＩＧＥＫＩＸは「本当に光栄なことだし、これまであまりない貴重な経験をさせていただけた。注目度が上がることに対してのプレッシャーは思い返すと存在していたのかなとは思いつつも、当時はネガティブに受け止める感覚はなかった」と感謝を口にした。
メダルが期待されたパリ五輪は３位決定戦で米国選手に敗れて４位。親交のある俳優・市原隼人は「大事な撮影の前日に、夜更かしして自宅で応援していただいた」といい「僕が負けたときは僕より悔しがっていた。床にしゃがみこんで（笑い）。僕の気持ちを受け取って悔しがってくださった」と明かした。
ブレイキン界の歴史に新たな１ページを刻んだＡＭＩは「初めてブレイキンを知りましたという方からも声をかけていただいたり、認知度が１個上がったと感じる。ソーシャルメディアとかを通しても、たくさんの方がメッセージとかをくれた」と反響の大きさを語った。
１９日には「ガールズアワード２０２４Ａ／Ｗ」に登場し、華麗なパフォーマンスを披露。「モデルさんたちが高身長で…」と苦笑いを浮かべながらも「全く違う世界だなと思ったけど、ブレイキンはファッションも大切。着るものが違えば自分の踊りも違って見えるし、着るものによって自分のモチベーションが変わったりする」と共通点に言及した。