DeNAは最終戦までもつれ込んだ巨人とのCSファイナルステージ(16~21日、東京ドーム)を4勝3敗(アドバンテージ含む)で勝ち抜き、7年ぶりとなる日本シリーズ出場権をゲット。22日に来季続投が正式に発表された三浦大輔監督も、ナインたちとともに歓喜の美酒に酔いしれた。
DeNA球団はさっそく「2024 JERA クライマックスシリーズ セ 優勝! 記念グッズ」の発売を発表。だがこれらの商品のデザインが、ライバル球団の一部ファンからブーイングを浴びている。
各商品には「2024 JERA CLIMAX SERIES CHAMPION」のロゴがプリントされているが「『チャンピオン』の文字ばかりが大きくて違和感がある」。「CSは『突破』するものであってあれを勝ち抜いたら『優勝』なの? チャンピオンなの?」。「首位巨人に8ゲーム離されての3位なのにチャンピオンって文字を強調されても…」といった声がSNS上で噴出。下克上突破が起きたことで、CS制度の是非を問う議論が、またも勃発している。
挙げ句の果てには「CS突破程度でビールかけするな」というケチまでつけられる始末…。DeNAが最後にセ・リーグを制したのは前身の横浜時代に当たる1998年。26年もの長きにわたり、リーグ制覇と縁がない現実はやはり寂しい。来季こそ文句なしの「チャンピオン」となってほしいところだが――。