東京青年会議所主催の衆院選(27日投開票)東京9区討論会が22日、都内で行われ、無所属で自民党推薦の菅原一秀氏、立憲民主党の山岸一生氏、日本維新の会の大河内茂太氏、みんなでつくる党の大津綾香党首が参加した。
菅原氏は3年前に公選法違反で略式起訴され、3年間の公民権停止となった。公民権が回復し、自民党に復党したが、衆院選には無所属での出馬で、公示後に推薦が出ている。山岸氏から厳しく政治とカネの問題を追及されると、菅原氏が共産党の支援を巡って、反論。両者は激しいやり合いとなった。
2人の舌戦に大津氏は「政治がすごく汚いとか分かりにくいとか、潰し合いでデマを流し合うみたいな世界を見せていることが若者が敬遠している理由の一つ。裏金問題を真剣に解決に向けて話し合っていきたい」と訴えた。
今回の衆院選を通じ、初の討論の場に立った大津氏は「私は本当に普通の人間です。大先生の前で、今日は緊張しました」と吐露していた。