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【新日本】棚橋弘至 引退ロードで「所属全選手とシングルマッチ」提案 来年1・4ドームでEVILと激突へ

東スポWEB 2024年10月23日 11時46分

新日本プロレスの棚橋弘至(47)が23日、引退発表会見に臨んだ。

棚橋は14日両国国技館大会で行われたデビュー25周年記念試合に勝利後、2026年1月4日東京ドーム大会での現役引退を表明。リング上とバックステージで十分な説明ができなかったとして、この日改めて会見の場が設けられた。

棚橋は引退を決断した経緯として「ここ数年、ヒザの状態だったり、腹筋がなかなか割れないというか、いいコンディションに戻せませんでした。社長就任の際に、期限を決めて最後の力を振り絞ってみようと決めました」と昨年末の社長就任が大きな理由だったと説明。「自分自身が納得して、誇れる姿で終わりたいので、現在集中力が増している感覚はあります」とこの10か月を振り返った。引退を知った両親からは「小さい体でよう頑張ったね」と言われたという。

「デビューから25年、一番に思い出すのはチャンピオンとして防衛して、エアギターをして、愛してますを言って、コーナーに登って見渡すファンの皆さんのお顔。喜んでくださってる顔が見えて、プロレスラー冥利に尽きる光景でした」と振り返った棚橋は、引退ロードについても言及。「1年2か月の間、日本中できるだけ多くの場所で試合をしたいと考えています。これから相談して決めていきますが、所属選手全員とシングルマッチできたらなと。何か残せるものがあるんじゃないかと考えています」とプランを明かした。

所属選手のみならず、棚橋の引退表明後は他団体からも多くの対戦ラブコールが届いている。「多くの選手からSNSで『最後に1回どうだ』みたいな要求も来てますし、プロレス界のお役に立てるならどんどんやりたいと思います」とキッパリ。またWWEの中邑真輔、AEWの柴田勝頼との対戦について問われると「同じ時代を生きてきたライバルなので。いろいろな問題をクリアできれば、というところですかね」と含みを持たせた。

会見終了間際には何と「ハウス・オブ・トーチャー」のEVILが乱入。「棚橋コラ、なに勝手に偉そうなこと抜かしてんだ。テメーの死に場所は俺の手のひらなんだよ。この会社は俺の会社なんだよ。2025年1月4日東京ドーム、そこで全ては終わりだ」と対戦を要求された。

これに棚橋も「1月4日でEVILをぶっ倒して、2025年最高のスタートを切ります。引退ロードに勢いをつけて、コンディションをあげていって、まあ見ててくださいよ。まずはバキバキの腹筋でEVILを威嚇したいと思います」と受諾。来年1・4ドームでのシングルマッチが決定的となった。

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