ドジャース・大谷翔平(30)の50号記念球が22日(日本時間23日)、米オークションサイト「GOLDIN」で439万2000ドル(約6億6600万円)を越え、さらに高騰が続いている。
「50―50」を達成した記念球は9月19日(同20日)のマーリンズ戦で放たれ、左翼席でクリス・ベランスキー氏がゲット。GOLDINに持ち込み、27日(同28日)から入札がスタートした。他にも所有権を主張して裁判が起こされる中、日本人実業家の田中裕輔氏は大谷に返却する目的で入札に参加していた。
50万ドル(約7590万円)からスタートし、すぐに100万ドル(約1億5200万円)を突破。10月中旬から入札がさらに増え、22日の締め切り間際には300万ドルに達した。終了後も入札の再延長が繰り返され、価格は青天井で跳ね上がっている。
記念球の競売は1998年にカージナルスのマグワイアの70号ボールが4億5400万円で最高額とされていたが、大きく上回った。同社を運営するケン・ゴールディン氏は「もし海外の入札者が8桁の数字で入札し、1000万ドル(約15億1700万円)を越えたとしても驚きはしない」と話している。