ジャーナリストの田原総一朗氏が23日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、衆院選(27日投開票)の戦況に言及した。
石破茂首相の自民党は一連の裏金問題が尾を引き、苦戦中。同党の単独過半数は絶望的で、公明党との連立でも過半数割れの危機にひんしている。
田原氏は「自民党が公明党とあわせて過半数割ったら石破内閣は厳しくなる」と指摘。石破政権が超短命に終わる可能性を示唆した。
一方で立憲民主党をはじめとした野党にも注文をつけた。
「野党にしてみれば政権奪取の機会なのだがなぜ計らないのか。野党が強くならないと日本の政治に緊張感がうまれない」とスバリ。
自公過半数割れなら12年ぶりの政権交代も視野に入るが、野党は横のつながりが希薄で、選挙後まで再編は期待できそうもない。
一部でウワサされた立憲と国民民主党との連立政権参画について、立憲の野田佳彦代表は「基本的にはありえない」と明確に否定している。