ヤンキースとのワールドシリーズ(WS)に初出場するドジャース・大谷翔平投手(30)が書いた、高校時代の「目標リスト」が米国で再び注目を集めている。
25日(日本時間26日)のWS初戦を前にメジャー公式サイトは22日(同23日)、「大谷のゴールが話題になったことを覚えているだろうか? 大谷が高校時代の目標をまたひとつ達成しようとしている」との記事を掲載した。
花巻東高時代、大谷は「人生設計ノート」を作成。同サイトは「彼のノートは1年ごとに分けられ、ドジャースのスーパースターはそれぞれの年齢で達成したい個人的な目標とキャリア上の目標両方を記した。この話は2017年に二刀流の天才が日本からメジャーリーグにキャリアをシフトする決断を発表したときに初めて広まった」と記事内で振り返った。
中でもここにきて注目を集めているのが、「26歳 ワールドシリーズに勝って結婚すること」という記述だ。「確かに、大谷は26歳の時にその目標を掲げていたが、予定より数年遅れて、すべてが実現しつつある」と、同記事は今季前の結婚を含めた〝有言実行〟を評価した。
そのうえで「18歳…MLBのチームに入る、19歳…3A出場、20歳…MLBデビュー」とした大谷の「目標リスト」を再掲載。日本ハムからキャリアをスタートしたことで5年後ろ倒しとなったが、同サイトは「最終的に大谷は2017年12月9日、23歳でエンゼルスと契約した。大谷はマイナーで1日も過ごすことなく、2018年の開幕日にMLBデビューを果たした」と振り返った。
果たして高校時代の大谷の宣言どおり「WS制覇」となるか、世界が注目している。