元プロレスラーでタレントの北斗晶(57)が23日、都内で行われた「DOG DAYS 君といつまでも」プレミア先行上映会に、韓国大衆文化ジャーナリスト・古家正亭(50)と登壇した。
孤独を抱えた人々とチャーミングな犬たちによるハートウォーミングな韓国映画「DOG DAYS」が来月1日の「犬の日」に日本で公開される。
北斗は2日、自身のインスタグラムで愛犬・ハナが先月30日に亡くなったことを報告していた。映画の感想を求められ「ペットという言い方がどうも好きではなく…」と話し始めると同時に涙を流し「泣かないつもりだったんですけど…。生き物と一緒に暮らすことっていうことをすごく考えさせられた」と声を震わせながら語った。
そんなハナとのエピソードを回想。「長男が反抗期で口を利かなかった。そんな時にハナが来て、一気に家族が明るくなりました。そして一時、私がガンになって休業したときがありました。私が1人でいるときに『外に一緒に行こうよ』ってカリカリしたりとか、抗がん剤で髪が無くなったんですけど、頭をなめたりして…」と振り返りつつも「人前で泣かないのに、今日泣いちゃったので。この映画、どうしても大ヒットしてもらいたいです」と明るくアピールした。
そんな北斗は「いつまでも大切にしたいもの」を問われると「命」とフリップに記入。ハナを亡くしたことを機に、さらに命の尊さを感じたようで「いなくなることを想像できなかった。1か月もたってないんですけど、まだ慣れてない。命イコール時間だと思うんですよ。優しく生きていきたいなって。私、悪いこと言ってるばっかりじゃない。優しいところもあるんですよ」と笑顔で語った。