今季メジャー2勝のザンダー・シャウフェレ(30=米国)が、国内開催の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」初日(24日、千葉・アコーディア習志野CC=パー70)の9番パー4で痛恨の〝空振り〟をやってしまった。
ティーショットを左の林へ打ち込むと、ボールは木の根元。しかもボールがやや埋まり、両サイドは地上に出ている2本の根っこに囲まれている最悪の状況だった。ウエッジで脱出を試みるが、ボールにコンタクトできず、位置はほぼそのまま。2度目のチャレンジも失敗に終わり、アンプレヤブルとして5打目で林から出すと、6オン2パットの「8」となった。
PGAツアー公式X(旧ツイッター)は、このシーンの動画をアップし、「ザンダー・シャウフェレは、ティーショットが木の根に挟まってしまった後、その厳しい状況を笑い飛ばした」とコメントを添えた。大トラブルに怒りを爆発させる選手もいそうなだけに、笑顔に注目したようだ。
2021年東京五輪金メダリストは、9番の大叩きが響いて3オーバーの70位と出遅れ。優勝候補の一人に挙げられていたが、思わぬ展開となった。