衆院選の和歌山2区に無所属で立候補した世耕弘成氏が24日、和歌山・笠田駅前で演説を行った。
自民党の前参院幹事長の世耕氏は政治資金パーティー収入不記載問題で同党を離党し、衆院選に〝くら替え立候補〟した。同選挙区には引退を表明した二階俊博元幹事長の三男、伸康氏が自民党の公認候補として立候補している。
世耕氏は「雇用、教育、医療、防災」などの政策を演説。「振り返って、10年くらいたって、ようやく政治家としての動き方が分かってきた。これから政治家の成長を10年待ってる時間はありません。ここにみなさんがお育てになった26年物の世耕弘成がいてます」と議員経験をアピールすると、集まった聴衆から大きな拍手がおこっていた。
23日に「しんぶん赤旗」が報じた「裏金非公認に2000万円」報道にも触れた。「私、今回(自民)党の支援、もちろんありません。2000万円配られてるそうですけど、私にはまったく来てませんので、無所属ですから」と説明した。