プロ野球のドラフト会議が24日に東京都内で行われ、宗山塁(21=明大)は5球団競合の末、楽天が交渉権を獲得した。
宗山は「5球団の方々にこのような(1位指名の)評価をして頂いたことをまずうれしく思い、感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を述べた後「若い選手からベテランの選手まで、バランスよくレベルの高いチームだと思っています」と楽天のイメージにも言及。本拠地・仙台については「行ったことがない」とないと明かし「仙台に行って、何か自分の好きなものをみつけられたら」と思いをはせた。
1年の春から名門・明治で遊撃の定位置を奪取し、23日現在まで、東京六大学リーグ歴代8位タイの通算116安打を放つ大学球界ナンバーワン遊撃手として、今年3月にはプロ主体のフル代表の日本代表にも選ばれた。「まずは球団、ファンの方から愛される選手になりたいと思っていますし、試合に出続けられる。息の長い選手になっていきたい」と抱負を口にした宗山は「まずはスタートで、開幕から試合に出たい思いが強いのと、まずは新人王を目標にやっていけたら」とさっそく、1年目の目標を掲げていた。