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【日本ハム】新庄監督がドラフト会議で続投表明「『吉村さんのことは絶対だから』と思って決めました

東スポWEB 2024年10月24日 19時7分

日本ハムの新庄剛志監督(52)が24日、都内ホテルで行われたドラフト会議に出席。一巡目指名後の囲み取材で来季もチームの指揮を執ることを自ら明かした。

新庄監督は今月18日、ソフトバンクとのCSファイナルでチームが敗退後、自身の去就について「ドラフト会議が終わった時にしっかり答えを出します」と話し、明言を避けていた。

だが、この日外れ1位指名でソフトバンクと競合した柴田獅子投手(18=福岡大大濠高)を引き当てた後に自ら去就について言及。

「今年(の成績)がまぐれじゃなかったっていうところを証明したいというところと、選手たちが今年のようなポジションで戦えるかっていうのが楽しみなので。ただ、(続投を決めた)一番のポイントは監督1年目から『新庄監督の言うことは絶対です』っていう吉村さん(チーム統括本部長)から『来年もやりますよ、楽しい野球をさらにやっていきましょう』っていう言葉をもらった時。『吉村さんのことは絶対だから』と思って決めました」と続投に至った経緯を明かした。

また、この日のドラフトで引き当てた柴田の1位指名については「僕の母校の西日本短大付属が(甲子園地方大会の)決勝戦であたり、そこの相手が柴田君のいる大濠高校で。(その映像を見て)この子欲しい、って思っていたんですよ」と説明。「この子、ドラフトにかけれないかな、と。もしかかった時には僕がクジを引くぞって決めてたんです。で、(抽選の)相手がクライマックスで負けた小久保ホークスで。この借りを何とか返そうとしていたら…勝った(笑い)。(柴田は)将来性がめちゃめちゃありますからね。打撃時のバットの軌道が(ドジャースの)大谷選手にそっくりなんです。左中間にも大きいのが打てますからね。とにかく一緒にやりたい気持ちはものすごくありますね」(新庄監督)

早くもチームに必要な存在であることを強調した。

柴田は現時点で投手と打者の二刀流を続けているが、新庄監督によれば今後はどちらかに絞る可能性もあるという。

「まだ決めてないですけど僕、見る目はあるんでね。見てどっちがいいかなっていうのは相談しながら決めていけたらいい。自分がやりたい方向を決めさせて、そっちに向かうのが一番成長の過程としては早いので」

最後は満面の笑みで今後の成長に期待を寄せていた。

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