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【ドラフト】DeNA2位指名の篠木健太郎 目標は「息の長い投手」も「悔しさは忘れない」

東スポWEB 2024年10月24日 22時36分

プロ野球ドラフト会議でDeNAから2位指名を受けた篠木健太郎投手(22=法大)が24日、神奈川県内の同大施設で会見した。

最速157キロを誇る右腕は、即戦力として期待され1位候補とみられていたが、外れ1位も逃して2位指名となった。「今は指名してもらってうれしい気持ちが一番。DeNAに少しでも貢献したい」と話したが、「悔しさはある。そういう気持ちは忘れてはならないもの。その気持ちを持ちながらチームの勝利のために投げたい」と吐露した。

名門校でエースを担ってきた自負がある。千葉・木更津総合高では1年夏から甲子園のマウンドを踏んだ。法大の3年春には最優秀防御率を受賞し、リーグ通算11勝、防御率1点台が2度もあり、大学日本代表にも2度選出された。8月7日に阪神の二軍戦に3回無失点5奪三振、8月31日の日本ハム二軍相手にも2回パーフェクトの快投を披露し、プロ相手にも通用することを証明した。

DeNAの印象については「(リーグ3位から勝ち抜いた)クライマックスシリーズを見ていたけど、日本シリーズを決めたし、すごい強いチーム。三嶋さんだったり、石田健大さんだったり、法政大学の先輩をはじめ、六大学の選手が多い。自分でも交流のある先輩方も何人か在籍しているのでいろんなことを吸収していきたい」と貪欲に語った。

目標は「圧倒的な投手になりたいのが一番。1年間を通じて勝ち星を先行できる投手。どんな形であれ、チームのために全力で投球できる投手になっていきたい。(自信があるのは)ストレートで、マウンド度胸とタフさを見てほしい」ときっぱり。日本シリーズ進出を決めた三浦ベイに心強いタフネス右腕が加わる。

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