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【京王閣競輪・GⅢゴールドカップレース】関東のエース真杉匠が仕切り直し「前回の反省を踏まえて走りたい」

東スポWEB 2024年10月25日 17時20分

京王閣競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「開設75周年記念 ゴールドカップレース」が26日、開幕する。寬仁親王牌で決勝進出を逃した真杉匠(25=栃木)にとって今節は仕切り直しのシリーズ。気持ちを切り替え、強豪揃いの初日特選に臨む。

練習中の落車に泣いた今年前半から一転して、確実に本来の強さが戻ってきた。7月松戸サマーナイトフェスティバルに9月は地元の共同通信社杯とGⅡを連覇。だからこそ準決敗退に終わった前回弥彦のGⅠ寬仁親王牌は悔いが残った。

レースは松井宏佑と古性優作を出して後ろ中団に。最終ホーム付近から動いて前を行く松井に外から迫ったが、出切ることなく番手の佐々木悠葵や古性らに先着を許して「判断が遅かった。中途半端な動きをしてしまった」と唇をかむ結果となった。

それでも後ろを振り返ったり立ち止まっているわけにはいかない。中4日で臨む今回に向けて休んだのは1日だけ。合宿で宇都宮に来ていた盟友の小林泰生と2人で切磋琢磨し「感じはいいと思う」と手応えも感じている。

今開催は寬仁親王牌を制した古性、昨年のグランプリ覇者の松浦悠士に新山響平、佐藤慎太郎と自身も含めてS班戦士5人が参戦。初日からGⅠの決勝を思わせる戦いとなる。「前回の反省も踏まえて力を出し切るレースができれば」。簡潔な言葉に決意をにじませた。

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