お笑いタレントのレイザーラモンHG(48)が25日、グランフロント大阪北館で開催される「大阪国際文化芸術プロジェクト『OSAKA ART MARKET2024』」(26~27日)に自身が制作した絵画を出展した。
同イベントは、大阪で活躍する現代美術のアーティストの作品を展示・販売するもの。ステージではアートにまつわるトークやパフォーマンスショーが開催される。
会場を見て回ったHGは「美術館とか敷居高いですし、無料でいろいろな作品が見られるのは、すごく良い機会だと思います」と笑顔。
今回、2006年に作画した作品を展示・販売するという。特にお気に入りなのが、黒レザーのコスチュームに黒サングラスをかけたHGおなじみの格好でポーズを取っている作品だ。
「HGのキャラクターがブレークした時、(アーティストの)村上隆さんのアトリエで修行して個展をやりましょうという番組企画があったんですよ。ところが、番組がなくなって企画もなくなった。その時の作品です。ブレークした時の熱量で書いたんですが、迫力ありますね」と感慨深げだった。
値札には110万円と記載されていた。「売れなくていいと思って(値段を)つけてます。買っていただけるなら渡しますけど、僕らのことが好きな人じゃないと買わないなと思いますね」と冷静に分析。
今は、スプレーアートに取り組んでいるという。「東京の新宿2丁目の壁に書いたり、今度、大阪でもします。スプレーアートは半永久的に残るし、誰でも見られる。普通に街にあると、すごくうれしい。(サイズが)大きい作品が好きなので、スプレーアートは特に楽しいです」と目を輝かせていた。