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SKE48 次の新公演スタートはいつ? 高田裕充社長「今、まさに練っているところです」

東スポWEB 2024年10月25日 20時10分

アイドルグループ「SKE48」の活動の根幹ともいえるのが、名古屋・栄のSKE48劇場で行っている公演だ。2022年と23年に3つの新公演をスタートさせたSKE48だが、次に打つ一手は? グループの運営会社「株式会社ゼスト」の高田裕充社長(50)に劇場公演についての思いを聞いた。

【高田裕充社長インタビュー(2)】

――SKE48は名古屋・栄で行われている劇場公演がベースになっている

高田 おかげさまでチーム公演は、基本的にずっと満員になっています。劇場公演の配信会員数も増えたり減ったりしていますが、アベレージを維持していて、ビジネス的なことで言えば劇場公演は黒字運営ができています。SKE48の活動は選抜があって、チームがあって個人があって、メディア、SNS、コンサート、そして劇場とフィールドがたくさんありますから、メンバーが輝ける場所が各々に必ずあるんです。劇場公演はその中でも大きな一つになっていますから、すごく大事にしたいと思っています。

――48グループにとって劇場公演は特別な意味を持つ

高田 月20回以上の定期公演ができる場所があるアイドルグループは、なかなかありません。メンバーの育成、パフォーマンス力の向上にもつながりますし、劇場でさらにSKE48のことを好きになってもらえる。そこは大事にしたいですね。

――22年6月にはチームSが「愛を君に、愛を僕に」公演、同12月にはチームKⅡが「時間がない」公演、23年7月にはチームEが「声出していこーぜ!!!」公演と各チームが、新公演をスタートして好評を博している

高田 そうですね。ただ劇場が満員だからといって慢心しているとファンの人たちの熱も冷めてしまう。チームSの「愛を君に、愛を僕に」公演のスタートから来年で3年になるので、次の新公演の開発に入らないといけないと思っています。メンバーには新しい公演でスキルアップしてもらいたいですし、お客さんには次のワクワクドキドキを提供しないといけない。17年目に向けていろいろと考えています。

――来年、新公演をスタートする可能性は

高田 これからどういうふうにしていこうかと、今、まさに練っているところです。来年の活動をどういうタイムテーブルでやっていこうかと話しているところです。

――チーム制は堅持していくのか

高田 今後もずっとそこは大事にしていきたいですね。うちはチームでやっているので、チームごとに色を出せたりします。チームSが好きという人もいれば、KⅡ、Eが好き、全チーム好きという人もいる。各チームが強い個性を出していくのが魅力の一つになると思います。

――10月14日の16周年記念コンサートで、第13期生オーディションが行われることが発表された

高田 新世代メンバーをフックアップしていかないといけないということが、SKE48の課題でもあります。13期オーディションでどういう子たちを選んでいくのかは、ものすごく大事なことだと思っています。

――どんなメンバーに入ってもらいたいか

高田 ダンスや歌唱力のスキル面を見たいというところもありますが、根幹にあるのはがむしゃらに頑張れるかというところですね。あとはやはりファンの方から愛される人柄だったり、キャラクターというのは、ちょっと考えていきたいなと今、スタッフと話しているところです。

――松井珠理奈、松井玲奈、須田亜香里が卒業した後、全国的な知名度を持つメンバーが出ていない

高田 例えば、末永桜花なら鉄道、熊崎晴香なら競馬や中日ドラゴンズ、荒井優希はプロレスなどメンバーの好きなもの、得意なところを個性としていろいろな形で露出していきたいと思います。それと東京が本社オフィスなので、東京のチームと連携をして、やはり全国ネットのトーク番組やバラエティー番組に出していくことが知名度が上がることにつながると思っています。

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