なでしこジャパンと韓国女子代表の国際親善試合(26日、国立競技場)で監督代行を務める佐々木則夫女子委員長(66)が、男子元日本代表DF内田篤人コーチ(36)からチームへの〝好影響〟を明かした。
女子代表はパリ五輪後に池田太監督が退任し、新監督が決まっていないためこの試合は佐々木委員長が指揮を執る。約2年ぶりの日韓戦を前に、内田コーチが招聘された。
佐々木委員長は25日、国立競技場で会見に臨み「内田コーチには守備的な要素を中心にやってもらった。それとセットプレーの〝マル秘攻撃〟を担当していただいた。クリア練習だったり、細かいディフェンスの状況を選手にレクチャーしてもらって準備してきた」とその役割を明かした。
佐々木委員長は2016年に女子監督を退任したため、約8年ぶりにチームの指揮を執る。「内田コーチと(U―20女子代表監督も務める)狩野(倫久)コーチで役割を分担して、積極的に経験も踏まえて(選手たちに)いろんなアプローチをしてくれた。ミーティングでは、内田コーチの話を選手たちが非常に興味深く聴いていた。私自身8年ぶりだけど、非常に鈍った僕の感覚を2人(内田コーチと狩野コーチ)にかなり補っていただいた」と感謝。〝ウッチー〟とともに打倒韓国を果たせるか。