いよいよ開幕する日本シリーズに向け、第1戦(26日、横浜)に先発するソフトバンク・有原航平投手(32)が25日、意気込みを語った。
この日は日は敵地・横浜スタジアムで行われた全体練習に参加。右腕は「いよいよ始まるなと、そういう気持ちです」と心境を語り「初戦ですし、入りは大事だと思うので、1球目から自分の球が投げられるように、しっかり準備したい」と話した。
相手は強力打線を誇るDeNA。今季の対戦はないが、印象を聞かれた背番号17は「長打があり、つながりのある打線だと思うので、一人一人に注意しながら投げていきたい」と冷静に話した。
自身にとっては2016年の日本ハム時代以来8年ぶりの日本シリーズ。当時は広島を相手に7回2失点の好投を披露したが「前回のことはあまり覚えていない」と本人はきっぱり。それでも「久しぶりだなという気持ちと、この時期まで野球ができていることは本当にうれしいので、精いっぱい頑張りたい」と充実した表情を見せた。
今季は開幕投手に指名され、CSでも初戦に登板。最後の大舞台でも初戦のマウンドを任されたことについて「期待してもらっていることはありがたいし、その期待に応えるようにやってきたつもり。最後もいい形でいけたら」と気合を入れた。