前明石市長で弁護士の泉房穂氏が25日、ニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」に出演。NHKから国民を守る党の立花孝志党首が兵庫県知事選に無所属で立候補を表明したニュースにコメントした。
斎藤元彦氏の失職に伴う今回の知事選について、立花氏は「自分の当選は考えていない。斎藤前知事を応援したい。他10人ほどの候補者を擁立し斎藤氏を応援する」「斎藤前知事がやってきたことは違法行為ではない。改革が止まることはあってはならない」と出馬の意図を語っている。
泉氏はまず県知事選全体について、「どうしてもお伝えしたいのは、全国に注目いただくのはありがたいことなんですけど、県民の一人としては県知事というのは兵庫県のトップであり県民の生活に大きく関わるので、冷静なというか、兵庫県にとって誰がいいのか、兵庫県民の生活にとって誰がいいのかという観点で選ぶ必要がある」と指摘。「どうしても面白おかしく報道されがちな面もあるので、真剣に選びたいなと思いますね」と述べた。
改めて立花氏の出馬理由について聞かれると、「どうなんでしょうね…。私も選挙がらみなんでしゃべりにくいんですけど、(立候補者は)ほぼ全員知ってるので、逆にしゃべりにくいですねえ。知らん仲ではないので、それぞれ皆さんが」と苦笑い。
その上で「私、民主主義大好きだし選挙も大事だと思ってるので、立候補したい人は立候補すればいいと思います。それをちゃんと見極めて投票するのが選挙だと。そういう意味では有権者を信じてるという感じですかね」と自身の考えを示していた。