日本維新の会・音喜多駿氏が25日、立候補した衆院選(27日投開票)東京1区(千代田、新宿)の個人演説会が終わった後、大勢の何者かに突き飛ばされて〝負傷〟した。
音喜多氏は選挙中の22日にも選挙ポスターが「silent kills you 黙っていたら殺される」と記したシールが目の部分を隠す格好で貼られる〝いたずら〟をされ、警察や選挙管理委員会に報告していた。
そんな中、音喜多氏は更新した自身のX(旧ツイッター)で「個人演説会終了後、大勢に取り囲まれ車に乗ることを妨害され、最後は突き飛ばされて負傷。揉み合いしてる間に群衆が後部座先に乗り込むという暴挙をしてきて発信することもできず、身の危険を感じて会議室に逃げ込み、まだ帰れない状態です」と投稿した。
続けて「警察にはきていただいており、これから傷害罪等で被害届を提出します。私がいないとことろでは資材運搬車も取り囲まれ、進路を妨害されたことで壁に擦り傷を負いました。嫌がらせが続いていたので警察には事前に相談していたものの、正直、ここまで直接的な暴力行為に及んでくるとは想定しておらず、大変なショックを受けています」とした。
最後に音喜多氏は「完全な選挙妨害・言論侵害であり、暴力やテロと言わざるを得ません。選挙最終日を控えて心身共に疲れてはいますが、このような卑劣な行為に屈するわけにはいきません。気力を振り絞って明日も政策を訴えます。ぜひ皆さま、応援をよろしくお願い申し上げます。早く帰りたい。(これから病院に行きます)」と締めている。