ボートレース蒲郡の「ヴィーナスシリーズ第15戦 ムーンライトプリンセス決定戦」は25日、12Rで優勝戦が行われ、勝浦真帆(28=岡山)がインから逃げ切り、2015年5月のデビュー以来9年5か月で初優勝を達成した。
6号艇の中谷朋子が内に動いて162/345。勝浦はコンマ01のトップスタートを決めると、差す中谷、まくり差しを狙った宇野弥生を振り切り先マイ。うれしいVゴールを決めた。
表彰式では「メチャクチャうれしいです」と満面の笑み。62号機は好素性エンジンで「最後が一番良かった」としっかりと仕上げた。際どいSも「入って良かった」と苦笑い。「しっかりターンマークを回ろうと思って走ったら、3周はあっという間だった」と振り返った。
通算10回目の優出、9年5か月でのVに「長かった」と率直な思いを口にした。そして「デビューから見てくださった小畑実成さんに伝えたい」と、まずは師匠に初Vを報告する。「これからもいっぱい優勝できるように一走一走頑張ります」と気持ちを新たにしていた。