ヤンキースのジアンカルロ・スタントン(34)が25日(日本時間26日)、ドジャースとのワールドシリーズ第1戦で4戦連発となる逆転2ランを放った。
特大の一発が飛び出したのは1点を先制された直後の6回だった。走者を出しながらもなかなか得点できなかったが、先頭打者のソトが中前打で出塁し、スタントンは一死後に第3打席を迎えた。カウント1―2となった4球目だった。内角低めへのナックルカーブを完璧に捉えると、打球は高々と舞い上がって左中間フェンスを越えた。スタントンは打った瞬間に本塁打を確信。試合前からドジャー・スタジアムは熱気に包まれていたが、先制した直後に逆転される展開に静まり返り、好投を続けていたフラーティをマウンドから引きずり下ろした。
そのボールが着弾したのはスタンドではなく、ドジャースのブルペン内。敵地らしく誰が拾い上げるわけでもなく、何事もなかったように放置されていた…。
大谷翔平投手(30)らが出場しているドジャースとの対戦とあって、日本での注目度も抜群。Xではすぐさま「逆転2ラン」がトレンド入りし「さすがですねえ…」「ぎゃぎゃぎゃ逆転ツーラン」「1戦目からシビれる」などとさまざまな声が上がっている。