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【全日本大学女子駅伝】女王・名城大はアンカー勝負を予想「先頭から30秒以内なら谷本が逆転」

東スポWEB 2024年10月26日 15時5分

全日本大学女子駅伝(27日、弘進ゴムアスリートパーク発着)で8連覇が懸かる名城大の米田勝朗監督が26日、宮城・仙台市内で取材に応じ、チームの現状について言及した。

絶対女王は5000メートルでチーム最速タイムを持つ米沢奈々香(3年)を1区に、2区には米田監督が「上り調子」と期待を寄せる一般入試組の上野寧々(3年)を起用。3区以降も実力者をそろえ、最終6区には駅伝で抜群の勝負強さを誇る主将・谷本七星(4年)をエントリーした。

新チーム結成後は全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝を終えた解放感から「いっぱいいっぱいの気持ちでやってきたので、トラックの結果は出せなかった」と苦戦した時期もあったという。それでも、駅伝シーズンを前に復調。「秋以降徐々に調子が上がっていて、10月に入ってからは全体的に調子は上がっている。記録を一気に伸ばしてきた選手もいる。去年以上の戦力で戦える」と手応えを口にした。

今大会はサラ・ワンジル(2年)を要する大東大、5区で区間記録を持つ不破聖衣来(4年)が在籍する拓大や女王奪還に燃える立命大など、ライバルたちも確かな実力を兼ね備えている。米田監督は「明日は大混戦になると思っている。アンカー勝負になると思っている。その上で谷本をアンカーに持ってきた。谷本をアンカーに組めるオーダーにできたのがポイント。(6区にタスキ渡った時点で)先頭から30秒以内なら谷本が逆転してくれる」と分析。勝敗の行方は名門のリーダーに託された。

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