今季加入のイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスでの評価が上がらない、日本代表MF鎌田大地(28)が、チームを指揮するオリバー・グラスナー監督から擁護された。
今季はイングランド・リーグカップで1ゴール、2アシストをマークしているが、リーグ戦8試合で無得点。世界最高峰リーグへの適応に苦戦していると言わざるを得ない。しかし、英メディア「インサイド・フットボール」などによると、グラスナー監督は会見で鎌田について「彼は適応していると思う。月曜日(21日のノッティンガム・フォレスト戦)のプレーは良かった。彼は多くのデュエルに勝利し、フィニッシュでは運がなかったのかもしれない。彼はチームのために一生懸命に働いている」と評価した。
鎌田はドイツ1部Eフランクフルト時代も同監督から指導を受けており、恩師から請われてクリスタルパレス入りした経緯もある。27日にはホーム・トットナム戦が控えている。指揮官だけでなく周囲も納得する結果を示したいところだ。チームは不振が続くだけに、うかうかしていると、最大の擁護者まで失ことになりかねない。