イングランド・チャンピオンシップ(2部相当)のリーズに所属する日本代表MF田中碧(26)の評価がうなぎ上りだ。
ようやくドイツ2部デュッセルドルフを脱出して向かった新天地。英メディア「フットボール・リーグ・ワールド」は「田中碧はリーズでの8試合の出場で、リーグ屈指のMFとしての地位を確立した。(18日の)シェフィールド・ユナイテッド戦と(22日の)ワトフォード戦でのマン・オブ・ザ・マッチの活躍は、プレミアリーグの選手としての潜在能力の高さを示している」と指摘した。
その上で褒め言葉を並べた。「田中は真の支配的な影響力を持っており、ボールを要求し、前進させる一方で、必要に応じてテンポを落とし、ボールをキープする知性も兼ね備えている」「チャンピオンシップのほとんどのMFとは一線を画している。高いサッカーIQは、2部リーグのレベルを上回っている」「彼は試合の流れを鋭く予測し、パスをインターセプトしたり、味方にパスを通してチャンスをつくり出すために絶好の位置取りをする」といった具合だ。
また、英メディア「トークスポーツ」によると、リーズOBで元スコットランド代表FWロス・マコーマック氏は「中盤 の(レギュラーだった)イーサン・アンパドゥとイリア・グルエフをケガで欠き、誰もが心配していた。『補強の必要がある』と思っていたところ、田中を獲得した。2人には申し訳ないが、田中は2人よりレベルが上だと思う」と高く評価した。