「SMBC 日本シリーズ 2024」DeNA―ソフトバンク第1戦(横浜)が26日に行われ、ホークスの先発・有原航平投手(32)が先制2点適時打を放った。
初回を無失点で立ち上がった有原は2回、前打者の8番・甲斐が申告敬遠を受けたことで、二死満塁の好機で打席を迎えた。カウント1―1から相手先発・ジャクソンの153キロの真っすぐをスイングすると、打球は一、二塁間を破り右翼へ。相手守備がもたつく間に二塁走者・牧原大も生還し、先制の2点適時打となった。
大事な先制点がエースのバットから生まれたこともあり、山川とダウンズが抱き合って喜ぶなどベンチは大盛り上がり。右腕も塁上でガッツポーズを見せ、チームメートに応えた。有原は「普段立つことがない打席だが、なんとかしようという気持ちだけだった。とにかく先制のタイムリーとなって良かった」と頬を緩ませた。
今季は交流戦2試合で打席に立ち、3打数0安打。プロ通算では16打数2安打の打率1割2分5厘だった。