衆院選(27日投開票)最終日の26日、新宿は3陣営が鉢合わせし、仁義なき新宿での戦いとなった。
午後6時過ぎに新宿駅東南口で街頭演説を始めたのはれいわ新選組。木村英子参院議員や山本太郎代表が訴える中で、「保守党の演説はアルタ前になりました」と大声で、新宿駅東口に誘導していたのは日本保守党のスタッフだ。
保守党の有本香事務総長率いる比例東京ブロック組はこの日、マイク納めを新宿東南口を予定していたが、れいわとバッティング。午後6時から使えなかなったために東口の新宿アルタ前に場所が変更となった。
ところが、東口には共産党がマイク納めで既にセッティング。田村智子委員長が登壇するとあって、メディア各社も集まっており、保守党の演説会は共産党とわずか50メートルも離れていない場所での開催となった。
れいわは午後7時からは最終演説場所を東南口から新宿駅南口のバスタ前に移動。喜納昌吉氏らが駆けつけ、山本氏は最後の訴えとなったが、一部の支援者や有権者は、演説場所がわからずに新宿迷路で迷子となっていた。